旧呉鎮守府長官官舎(国指定重要文化財)を中心に、郷土館、歴史民俗資料館等がある。
画像をクリックすると拡大表示。 戻るときには表示されたページ下部の「戻る」をクリック。
切石造りのこの建物は、広島湾要塞の一つである高烏山砲台の火薬庫を、1967年(昭和42)年に移設したものである。
床下はアーチ型の構造をしている。
入口階段左側には要塞地帯境界柱が移設されている。
入口階段左側には第三喞筒室の文字が刻まれた石板がある。 喞筒とはポンプのことで、工廠のポンプ室に取り付けられていたと考えられる。
1号館内部には、郷土出身画家が描いた呉の歴史の一場面が展示されている。 また、弾丸や手榴弾も展示されている。
1階は事務室、2階は展示室で旧海軍関係の資料を展示している。
旧呉鎮守府長官官舎の前にある。 詳細は次のリンクから。 水蓄式重油槽について
1889年(明治22年)、呉鎮守府開庁とともに、洋館2階建の軍政会議所兼水交社が建てられ、1892年(明治25年)からは長官官舎として使用されていたが、1905年(明治38年)の芸予地震で一部が崩壊した。 同年、その資材の一部を利用して現在の建物が建てられた。 戦後は1956年(昭和31年)まで占領軍司令官官舎として使われた後、呉市が引継ぎ、1967年(昭和42年)から一般公開されている。
JR呉駅から広電バス宮原線(坪の内経由・路線番号4)「入船山公園」で下車。
※宮原線でも路線番号3の系統は「入船山公園」を経由しないので注意。
JR呉駅から阿賀音戸の瀬戸線(路線番号2)または呉倉橋島線(路線番号1)に乗車。 「眼鏡橋」で下車、美術館通りを登る(徒歩5分)。