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この建物は木造平屋建で、洋館部と和館部からなっている。
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洋館部は外観に英国風ハーフティンバー様式を取り入れ、屋根は天然スレートの魚鱗葺きになっている。 ハーフティンバー様式とは、洋風建築で柱、梁、筋違などをそのまま外部に表現した造りのことである。
内部の壁や天井には金唐紙が貼られている。 金唐紙とは、模様を彫り込んだ版木棒に和紙を巻き、刷毛で叩いて凹凸をつけ、着色をしたものである。 金唐紙の「金」は金属箔にワニスを塗って金色にしているもので、現在のものには錫箔が使われている。
和館部は、旧呉鎮守府司令長官の家族の居所として使われていた。 離れ座敷、使用人室および茶室を含め座敷が9室ある。
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