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三十糎艦船連合呉支部

三十糎艦船連合呉支部

安浦駅は、1935年(昭和10年)2月17日に三呉(さんご)線の三津内海(みつうつのうみ)駅として開業した。 三津内海の駅名は、当時存在した三津口町と内海町との両町名から命名されたと言われている。 なお、三呉線とは、1922年(大正11年)4月11日に法律第37号で公布された鉄道敷設法において「政府ノ敷設スヘキ予定鉄道線路」として別表に掲げられた「広島県三原ヨリ竹原ヲ経テ呉ニ至ル鉄道」に相当する。 海田市-呉間は1903年(明治36年)12月27日に呉線として開業しており、これと合わせて現在の呉線を構成するものであった。

開業時は、三原を起点とする三呉線の終点駅であったが、1935年(昭和10年)11月24日、広−三津内海が開通し、呉線三原−海田市(三呉線を改称、呉線を編入)が全通したことにより、途中駅となった。

1944年(昭和19年)1月1日、三津口町・内海町・野路村が合併し、安浦町が発足した。 この新町名は当時の広島県知事横山助成が「浦安かれ」の意を含めて命名したものである。 町名に合わせて現在の駅名に改称されたのは、1946年(昭和21年)5月1日であった。

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安浦駅駅舎

安浦駅の駅舎は木造である。 現在、駅裏側の再開発が進んでおり、いつまで現状の姿でいられるかは不明である。

安浦駅駅舎

安浦駅駅舎

安浦駅駅舎

安浦駅駅舎

安浦駅駅舎

安浦駅駅舎

安浦駅駅舎

安浦駅駅舎

安浦駅跨線橋

安浦駅跨線橋

安浦駅跨線橋

安浦駅跨線橋

安浦駅跨線橋

安浦駅跨線橋

安浦駅跨線橋

安浦駅跨線橋

安浦駅跨線橋

安浦駅跨線橋

参考資料

  • 岡田裕雄編.呉と鉄道:呉駅からみた史的現状分析とその対策.呉,呉駅開設50周年記念誌出版後援会,1950,p362-365
  • 三宅俊彦.改正「鉄道敷設法」別表を読む.東京,JTB,1999,31-32p,旅.1999年11月号別冊付録 第73巻第11号 通巻874号
  • 駅名ものがたり企画委員会編著.駅長さんの書いた駅名ものがたり:広島鉄道管理局.東京,東洋図書出版,1977,p205-206
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