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吉浦八幡神社の鳥居に向かって左側に、石碑が4基建立されている。 石碑のうち左側の3基は戦争関連のもので、一番右の1基は個人の頌徳碑である。
1906年(明治39年)4月に吉浦村民によって建立。 題字は陸軍中将木越安綱による。 碑の裏面には、日露戦争凱旋者95名、日露戦争時の留守師団服役者18名、北清事変凱旋者38名、日清戦争凱旋者16名の氏名が刻まれている。
凱旋記念碑と同時に建立されたものである。 碑の裏面には、日露戦争戦死者16名、台湾守備病死者1名、北清事変戦病死者2名、日清戦争病死者2名の氏名が刻まれている。
1956年(昭和31年)10月に吉浦地区町民によって建立。 碑の裏面には、満州事変並びに大東亜戦争戦病死者名として、その氏名が刻まれている。
中野光次郎(なかのみつじろう)は、呉市吉浦の「水龍」醸造元である中野光次郎本店蔵主の代々の名乗りである。 二代目中野光次郎氏の功績をたたえて建立されたものらしいが、裏面の碑文が解読できず、詳細は不明である。