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三十糎艦船連合呉支部

三十糎艦船連合呉支部

山陽本線と呉線が分岐する海田市(かいたいち)駅の近くに九十九(つくも)橋がある。 この橋は旧光海軍工廠(山口県光市)の鋼材を利用して架けられている。

光海軍工廠は呉鎮守府に属し、1940(昭和15)年10月1日に創設され、砲熕、水雷、製鋼の各部があった。  1945(昭和20)年8月14日13時17分〜14時18分、米軍機5波167機が500lb爆弾3402発を投下した。 この空襲により光海軍工廠は壊滅した。

以前あった橋が流され、1950年(昭和25年)6月に再建するとき、当時は物資が不足していたため、同工廠の廃材を利用したと伝わっている。

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九十九橋全景

九十九橋は瀬野川に架かる橋である。 この橋は車両専用で、下流側に歩道橋が平行して架かっている。

写真の撮影位置は順に、下流側、上流側、左岸(東側)、右岸(西側)。

九十九橋

九十九橋

九十九橋

九十九橋

九十九橋銘板

橋の銘板は古くなって読み取りが困難。 写真左側の銘板には「九十九橋」、写真右側の銘板には「津くもはし」と刻まれている。

九十九橋銘板

九十九橋銘板

リベット穴

橋は鋼材のリベット止めで製作されている。 リベットの位置と合わない穴が鋼材に残っており、この鋼材が他からの流用であることを物語っている。

リベット穴

リベット穴

リベット穴

リベット穴

リベット穴

リベット穴

弾痕?

全てが該当するかは不明だが、鋼材に弾痕らしき穴がいくつも確認できる。

弾痕?

弾痕?

弾痕?

弾痕?

弾痕?

弾痕?

アクセス

JR山陽線・呉線 海田市下車。 徒歩5分。 南側の出口を出て、左方向に線路沿いに進む。

参考資料

  • 中国新聞 2005年(平成17年)8月15日記事
  • 工藤洋三.写真が語る山口県の空襲−米軍が記録した偵察・攻撃・損害−,2006,p164-174
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