都立台場公園は旧品川第三台場を整備したものである。 1853年(嘉永6年)6月ペリーが来航開国の要求を目的に浦賀に来航した。 この事件で海防強化の必要性を痛感した幕府は、韮山代官・江川太郎左衛門英龍に命じ、江戸湾の防備として、品川沖の海上に 11基、海岸に1基の計12基の台場を築造する計画をたてた。
1853年(嘉永6年)8月に建設が開始され、1854年(嘉永7年)4月に第一〜三台場が完成、1854年(安政元年)12月に第五、第六台場が完成したが、財政難などの理由で1854年(嘉永7年)5月に第四、第七台場は建設途中で中止、残りの台場については未着工のまま計画中止となった。
1926年(大正15年)10月に第三、第六台場が国史跡に指定、1928年(昭和3年)7月には第三台場が都市公園「台場公園」として開園した。
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東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)「お台場海浜公園」下車。 徒歩12分 。