本文へ

三十糎艦船連合呉支部

三十糎艦船連合呉支部

画像をクリックすると拡大表示。 戻るときには表示されたページ下部の「戻る」をクリック。

呉市水道局宮原浄水場低区配水池(国登録有形文化財)

1890年(明治23年)3月に完成した旧軍用水道の上屋式配水池。 現在も使用されている。 長さ44.4m、幅37.0m、有効貯水量8,000m3。 上屋部分はすべて赤レンガ造りで、この建築様式では我が国最古ともいわれている。 1985年(昭和60年)には「近代水道百選」にも選ばれている。

宮原浄水場低区配水池

アクセス

JR呉駅から広電バス宮原線(路線番号3)「宮原1丁目」で下車。
※宮原線でも路線番号4の系統は「宮原1丁目」を経由しないので注意。

一般公開はされていない。 バス停からすぐの丸子谷公園付近から俯瞰できる。

参考資料

  • 呉レンガ建造物研究会編.街のいろはレンガ色:呉レンガ考.広島,中国新聞社,1993,p52-53.(ISBN4-88517-165-2)
  • 呉市水道局.文化財の紹介.http://www.water-kure.jp/html/jigyo/bunkazai/suidou_bunkazai.files/main3.htm.2006年6月3日参照

旧呉鎮守府官舎

国立病院近くに、高級士官の官舎として大正年間(1922年および1924年)に建設された建物が4軒残っている。 この官舎は終戦後に接収され、占領軍の官舎として使用された。 1956年(昭和31年)に進駐軍が撤収した後は、国立呉病院の宿舎として使用されていたが、現在は空き家となっている。

この建物は洋風の玄関および応接室などが正面に、和室の居住部分が後方に配された構造となっており、大正期のモダニズムを現代に伝える貴重な遺産と考えられる。

旧呉鎮守府官舎は、2009年2月頃にすべて取り壊された。

元・甲8號官舎

旧呉鎮守府官舎

官舎跡から旧呉鎮守府庁舎がほぼ正面に見える。

旧呉鎮守府遠景

元・甲5號官舎

旧呉鎮守府官舎

旧呉鎮守府官舎

旧呉鎮守府官舎

元・甲3號官舎

旧呉鎮守府官舎

旧呉鎮守府官舎

旧呉鎮守府官舎

旧呉鎮守府官舎

元・甲4號官舎

旧呉鎮守府官舎

旧呉鎮守府官舎

呉鎮守府官舎跡

2009年5月4日に撮影した、取り壊し後の状況である。 建物はすべて撤去され、石垣と石段が名残をとどめている。

呉鎮守府官舎跡

呉鎮守府官舎跡

呉鎮守府官舎跡

呉鎮守府官舎跡

呉鎮守府官舎跡

旧呉鎮守府官舎関連地図

旧呉鎮守府官舎関連地図

アクセス

旧呉鎮守府官舎位置図

JR呉駅から広電バス宮原線(坪の内経由・路線番号4)「入船山公園」で下車。 徒歩5分。
※宮原線でも路線番号3の系統は「入船山公園」を経由しないので注意。

JR呉駅から阿賀音戸の瀬戸線(路線番号2)または呉倉橋島線(路線番号1)に乗車。 「眼鏡橋」で下車、美術館通りを登る(徒歩10分)。

参考資料

  • 呉市史編纂室編.呉とレンガ:技術を支えた建造物.呉,呉市役所,1995,p3
  • 岡本二郎.呉の近代建築.広島、広島県文化財協会,1999,p6-7,広島県文化財ニュース,第161号
  • 図面目録(1).アジア歴史資料センター,リファレンスコード:C08010884400(第19〜20画像目).呉海軍施設部 第2復員局 (@−引渡目録−73)
inserted by FC2 system