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三十糎艦船連合呉支部

三十糎艦船連合呉支部

「アレイからすこじま」の山側にも遺構がある。

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工廠神社石段

左折すると、すぐ右手に石段と石碑が見える。 見ての通り、石段は洒落にならないほど急である。

石碑

石碑

石碑

石段

石段周辺にコンクリート製の構造物や地下壕入口などか残っている。

コンクリート製構造物

a地下壕跡

監視哨?

石段を登っていくと、右手の茂みの中に、コンクリート製の構造物が見える。 この周辺にあった地下壕の通気口と思われる。

通気口

通気口

通気口

さらに登っていくと、左手に監視哨らしきものが見える。

監視哨

監視哨

監視哨

監視哨

監視哨

監視哨の上部。 コンクリート製の構造が見えるが、詳細は不明。

監視哨

この上部から、潜水艦桟橋と旧砲熕部方面がよく見える。

監視哨上部からの眺望

工廠神社跡

工廠神社fは、紀元二千六百年記念事業として建立された。 費用は高等官および従業員の寄付で賄い、建設作業は各部ごと順次全員の奉仕によった。 1940年(昭和15年)8月20日に砂川工廠長鍬入れによる地鎮祭、11月7日御神殿祭(上棟式)、11月17日遷座祭を行い皇大神宮御神符を祀り、11月10日を礼祭日と定めた。(1)

前述の監視哨の上が工廠神社跡であるが、鳥居すら残っていない。

工廠神社跡

工廠神社跡

手水を使うための水盤と思われるものが残っている。

水盤

水盤

本殿跡は土台の石組みが残っている。 一番奥には誰かが置いたのか、燈籠の頭部がある。 この周辺は近所のお年寄りの散歩コースになっているためか、賽銭も供えてある。

本殿跡

本殿跡

アクセス

旧工廠神社付近略図

JR呉駅から広電バス阿賀音戸の瀬戸線(昭和町経由)、呉倉橋島線に乗車。 「潜水隊前」下車。
セブンイレブンの横の道を登っていくと、途中で道が分かれている。 左側へ行くと、旧工廠神社の下へ出る。 そのまま登っていくと旧技手養成所の跡地(現在は駐車場)に辿り着く。 自動車の場合は、ここに駐車する(無料)。

参考資料

  1. 弘中柳三編.大呉市民史 昭和篇 中巻2.呉,「大呉市民史」刊行委員会,1976.p249
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