画像をクリックすると拡大表示。 戻るときには表示されたページ下部の「戻る」をクリック。
この神社では、非常に罰当たりな光景を目にすることができる。 下に示すように、注連縄柱と鳥居の間を電車が駆け抜けるのである。
戦前の写真(絵葉書)を見ると、参道部分が踏切になっているのがわかる。 完全に分断された現在の状態よりましだが、罰当たりなことには変わりない。
このような例は他にもあり、JR横須賀線は北鎌倉で円覚寺の境内を横切り、同じく東海道本線は興津−清水間で清見寺の堀割を埋めて線路を通している。 また京王電鉄京王線は府中で大国魂神社の参道を横切っている。(1)
「戦後の日本は経済・効率第一で、大切なことを忘れている」などと宣う輩がいるが、んなものは明治の御代に国家ぐるみで捨て去っているのである。
JR呉線「安芸川尻駅」下車。 徒歩5分。 広電バス天応川尻線「新宮神社前」下車。 徒歩1分。